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墜落から30年 [飛ぶ機械]

30年前の8月12日、あなたは何をしていましたか?

「何をしていたかハッキリとは覚えていない…」

あるいは
「記憶できる年齢ではなかった」

もしかしたら
「まだ生まれていない」

私はその夜、
「やっぱり飛行機の事故は起きてしまえば被害が大きいな…」
とテレビを見ながら呟いた事を覚えています。

そう、今日は『日本航空123便墜落事故』が起きた日です。
30年という月日が経ちました。

私は長らく、この事は記憶の隅に閉じ込めてしまっていました。

仕事で海外に行くようになり、
なぜかネットで航空機事故を調べまくるようになって
改めてこの事故に触れた時、
以前とは比べ物にならないくらい強い関心を覚えました。

航空機事故というのは、自動車の交通事故等と比べ、
損害が大きくなってしまう傾向にあります。

また、飛行機を飛ばす、という行為自体、
比較的新しい技術であり、発展途上な部分もあります。

したがって、同じ悲劇を繰り返さないためには、
とことんまで原因を追求し、
過ぎるほどに対策をとり、
油断しないよう記憶に留めておく事が必要となります。

欧米ではだから、事故の責任追及よりも
原因究明の方が優先され、証言し易いように司法取引なども行われます。

さてでは、
暑い夏の夕暮れ、乗員の方々による精一杯の対応も受け付けず、
操縦不能のまま人里離れた山の尾根に墜落した
『ボーイング式B747SR-100』にいったい何が起きていたのか、
明らかになっているのでしょうか?

その答えに恐らく今後、辿り着く事はできないでしょう。

もしかしたら、事故調査報告書の内容は寸分違わず真実で、
そこから導きだされた「修理ミスが遠因」というのが
後世に伝えるべき教訓なのかもしれません。

いやもしかしたら、いまだ明らかにされていない別の要因が存在して、
そこが手当てされなければまた、同じ悲劇が発生してしまう可能性が
あるのかもしれません。

事故調査委員会は、約1トンにも及ぶと言われている
調査の資料を1999年にすでに廃棄してしまっています。

発見されないどころか、調査そのものが不十分だった
垂直尾翼の破片も相模湾の底に沈んだままと言われています。

このまま幕を引いてしまっていいのでしょうか?

世界的に見ても安全で、定時率が高く、サービスも良いと言われている
日本の航空会社。

でも、1機の事故としては今なを世界最悪の犠牲者を出してしまったこの事故は、
多くの人の疑念を残したまま、30年も経ってしまっているのです。

本当に安心して飛行機に乗って良いのでしょうか?

…矛盾しているようですが、
私は飛行機に乗るのが大好きなので、その行為に何の疑問も感じません。

航空機の運航に携わる人たちは皆、意識高く、プロとして誇りを持って仕事している、
そう信じて私は飛行機に乗ります。

事故を起こした機種である『B747』に乗るもの好きです。
もう国内の航空会社では飛ばしていませんけど。

バッテリーが燃えてしまった『B787』は今最も好きな機体です。
まだ一度も乗れていませんけど。

飛行機を取り巻く環境が大好きだからこそ、
この事故に不明点がある事が歯痒くてなりません。

30年前の今日以降に入社したJALの社員の割合は9割を超えるそうです。

JALの方たちはこの事故を教育の一環として取り上げていると聞きます。

この事故の研究により、後に起きてしまった同じような航空機事故の際、
絶望的な状況にも関わらず生存者が多かった、という事例もあります。

忘れずに引き継いでいかなければなりません。

後世の人たちが二度と、同じ悲劇に遭わないように。


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